JRグループ旅客各社は7日、ゴールデンウィーク期間中の主要路線の利用状況を発表した。曜日配列などの影響を受けて、各社新幹線、在来線ともに前年の利用者をおおむね下回った。
集計の対象期間は、2014年4月25日(金)~5月6日(火・祝)。利用者数のピークは各社とも5月3日(土・祝)と5月6日(火・祝)だった(ただしJR北海道は未発表)。
新幹線では、JR東日本の5つの新幹線が約382万人(前年比約98%)、東海道新幹線が約345万人(同98%)、山陽新幹線が約155万人(同96%)、九州新幹線が約35万人(同100%)となった。
在来線の特急列車では、JR東日本エリアの主要線区が約106万人(前年比約96%)、JR西日本エリアが約84万人(同96%)、JR九州の主要2線区が約45万人(同99%)、JR四国エリアの主要4線区が約41万人(同93%)、JR北海道の主要4線区が約29万人(同88%)、JR東海エリアが約18万人(同96%)。
近距離の普通列車では、首都圏を含むJR東日本エリアで前年比99%、名古屋圏を含むJR東海エリアで同101%、JR西日本の近畿圏で同97%、JR北海道の札幌圏では同102%。3月7日(金)にグランドオープンした「あべのハルカス」の最寄り駅の天王寺駅の利用者数は前年比110%、桜の見頃を迎えた弘前駅は同125%、角館駅は同113%に達した。