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常磐線湯本駅、環境配慮型駅舎へ

2014年5月19日(月)16時54分

湯本駅(完成イメージ)
湯本駅(完成イメージ)

JR東日本水戸支社は16日、常磐線湯本駅の駅舎を環境に配慮した「エコステ」のモデル駅にリニューアルすると発表した。あわせて、同駅に副駅名を導入することも明らかにした。

湯本駅のリニューアル工事は、現駅舎を全面的に改良するもので、省エネルギーを図るなど、環境に配慮したエコステのモデル駅として整備。太陽光発電設備やLED照明を採り入れるほか、温泉熱を利用した床暖房を設ける。床暖房で使った温泉水は、ホーム内に設けている足湯に回し、再利用する。駅舎の1階には、吹き抜けの待合スペースを設置。地域の交流の場として、イベントが開催できるようにする。2階には物販コーナーやギャラリーを設ける。工期は、2014年5月から2015年3月までの予定。

また、同支社では、湯本駅のリニューアルにあわせ、同駅の副駅名を導入する。副駅名は、地元のPRにつながるキーワードをホームの駅名標に表示させるもの。同駅が、いわき湯本温泉郷の玄関口であることをアピールし、街のイメージアップなどにつなげる。副駅名は、いわき観光まちづくりビューローが募集をおこない、公募で決定。新しい駅舎の使用開始にあわせて、表示する。

湯本駅は、1897年に開業。現駅舎は、1967年に建てられた。2011年3月の東日本大震災の影響で一時休業したが、同年4月11日に営業を再開。2012年度の1日平均の乗車人員は2075人となっている。

2014年5月19日(月)16時54分更新

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