鉄道コム

川崎重工、東京モノレールに非常時用蓄電設備を納入

2014年6月9日(月)17時58分

ギガセル(左)と蓄電設備(右)
ギガセル(左)と蓄電設備(右)

川崎重工業は9日、東京モノレール向けに、停電時の自力走行用蓄電設備を納入したと発表した。

今回の設備は、停電により駅間に停止したモノレールを最寄り駅まで自力走行させるためのもの。営業運転用での導入は世界で初めてで、大規模地震にともなう停電時でも非常走行が可能としている。

蓄電設備は、同社が開発した大容量のニッケル水素電池「ギガセル」を使用。変電所に設置し、蓄電する。設置箇所は、東京モノレールの品川変電所と多摩川変電所の2か所。朝のラッシュ時に上下線の合計35.6キロで、最大17編成が駅間に停車した場合でも、各編成が最寄り駅へ移動する電力が供給できる。

2014年6月9日(月)17時58分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

高崎・盛岡に新型気動車

ハイブリッド気動車「HB-E300系」2025年度下期デビュー。八高線や釜石線などに投入。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。