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高精度雨量観測レーダーを活用、東海道新幹線

2014年6月26日(木)17時20分

XバンドMPレーダ画面(イメージ)
XバンドMPレーダ画面(イメージ)

JR東海は26日、従来よりも高精度の雨量レーダ「XバンドMPレーダ」を活用したシステムを試験導入すると発表した。局地的・突発的な集中豪雨時にも対応できるようにする。

XバンドMPレーダは国土交通省が整備を進めている局地的な大雨(ゲリラ豪雨)、集中豪雨の観測情報。従来の「Cバンドレーダ」に比べ、高頻度(5分周期から1分周期へ)かつ高分解能(1キロメッシュから250メートルメッシュへ)で観測するとともに、観測から配信に要する時間を5~10分から1~2分に短縮している。

JR東海は、XバンドMPレーダからの情報を東海道新幹線の路線図に重ね合わせたシステムとして、現在総合指令所に試験導入している。今回の試験導入は、東海道新幹線沿線の保線所(全20箇所)を対象としており、導入時期は2014年7月を予定している。

2014年6月26日(木)17時20分更新

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