若桜鉄道は27日、代表取締役社長の公募を始めた。経営手腕のある常勤社長を迎え、活性化を図るのが狙い。
公募する社長の業務内容は、同社の経営健全化や鉄道の活性化など、鉄道事業のマネジメント全般。経営手腕のほか、観光振興など新規事業に関わる企画力と実行力、鉄道再建への情熱と行動力、幅広い人脈などを持つ人物を求めている。応募資格は、鉄道事業法で定める欠格事由に該当せず、就任時までに若桜町か八頭町に居住、または通勤圏内に居住できること。2014年6月27日(金)から7月16日(水)まで応募を受け付け、書類による1次選考、個人面接による2次選考を経て決定する。
新社長の就任時期は、8月中旬の予定。原則として2年間の更新制とし、最初の任期は、2016年6月の定時株主総会までとなる。報酬は、年500万円程度の予定。