岳南電車は18日、2014年度「日本夜景遺産」の施設型夜景遺産の1つに、同社の「鉄道夜景」が認定されたと発表した。同遺産に鉄道本体が認定されるのは、日本初。
日本夜景遺産は、夜景観光コンベンション・ビューローが制定した認定制度で、今回が10回目となる。同社は、「鉄道夜景」を最大の魅力とし、暗闇の中から浮かび上がる電車、ほのぼのとした灯りの駅舎、昔懐かしい夜の車窓などをもとに申請。「駅舎や車両の光景、車内から望む景観的魅力など多彩な魅力を持つ」として、施設型夜景遺産の1つに認定された。
認定授与式は、2014年10月10日(金)に開催される「夜景サミット in 北九州」で行われる。同社では、夜景遺産を活用した観光プログラムを企画、実施するとしている。