JR東日本長野支社は18日、「ふる里」をイメージした新しいコンセプトの列車を飯山線で運行すると発表した。キハ110系車両2編成を改造し、2014年12月下旬以降、順次導入する。
今回導入する列車は、飯山線沿線の情景が「日本のこころのふる里」に通じることから、ふる里をコンセプトに設定。キハ110系2編成を改造し、外観は、クリーム色を基調に、扉や窓部分に赤茶色を配し、側面には五線譜をイメージした格子線を入れる。唱歌「ふるさと」で歌われる世界をイメージし、ウサギや小ブナなどをアイコン化したイラストも配置する。内装は、木目調を基本とした古民家風のデザインにする。2編成での座席数は約76人。
新しいコンセプトの列車は、2014年12月下旬以降、飯山線の長野~十日町間で、定期列車として順次導入する。2両編成での運転は、土休日を中心に1日1往復予定している。