南海電気鉄道は30日、鋼索線高野山駅の駅舎について、改修工事の概要や改修後のイメージなどを発表した。あわせて、極楽橋駅コンコースを美装化することも明らかにした。
高野山駅の駅舎改修工事では、木造の駅舎外観を1930年の開業当時の意匠に近づけるほか、耐震補強をあわせて実施。2階部分には展示・休憩スペースを設け、乗車券類の発売窓口はオープンカウンター式にする。改修工事は、2014年7月7日(月)から実施しており、2015年4月から「高野山開創1200年記念大法会」が行われるのに先だち、改修を進め、同年2月末の完成をめざす。
極楽橋駅では、高野線と鋼索線の乗り換えルートにあたるコンコースの美装化工事を実施。2014年8月3日(木)から10月末にかけ、壁面や天井の塗装などを行う。