鉄道コム

筑肥線に新型305系を投入、JR九州

2014年8月1日(金)17時23分

305系(イメージ)
305系(イメージ)

JR九州は7月31日、新型通勤電車として、305系を投入すると発表した。2015年2月から3月にかけ、筑肥線で順次営業運転を始める。

305系の新造車両数は36両。6両編成を6本投入する。外観は、先頭部が黒、側面が白を基調色とし、「スタイリッシュで洗練されたデザインを実現した」(同社)。デザインは、同社の観光列車や「ななつ星in九州」などで実績のある水戸岡鋭治氏が担当した。コンセプトは、「人にやさしく、環境にやさしいスマートトレイン」。車内空間の快適性や、バリアフリー性能や環境性能の向上を図る。車内設備としては、各車両に車椅子・ベビーカー用のスペースを設けるほか、案内表示用の大型液晶ディスプレイを設置。1号車の床には、木のフローリングを採用する。防音性の高い車輪やモーターを使い、車内の静音性も高める。駆動用のモーターには、永久磁石同期電動機を採用。従来の103系電車と比べ消費電力を約半分に減らし、省エネルギー化を図る。また、既成の車体形状を活用することで製造コストを抑える。6両編成での定員は、座席291人、立席560人の851人。

305系は、2015年2月から3月にかけて、筑肥線、福岡市営地下鉄空港線に順次投入。直通列車として、西唐津~福岡空港間を走る。

2014年8月1日(金)17時23分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

登場時デザイン撮影会で

京急600形30周年にあわせた撮影会が12月に開催。600形デビュー時デザインが撮影会限定で復活。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。