14日(土)に開業した東京メトロ副都心線では、連日で列車の遅延が発生している。
開業日の14日(土)は、自動列車運転装置に不具合が生じたうえに、初日の混雑も重なり15分~20分程度の遅れが発生した。翌15日(日)は、車両やホームドアのトラブルが相次ぎ、10~25分程度の遅れで運転した。
初の通勤ラッシュを迎えた16日(月)は、指令員や乗務員の不慣れから、列車の発車順序を誤るなどのミスが発生。朝からダイヤは乱れ続け、夕方のラッシュ前には停車駅を誤って通過するミスも加わって、終日にわたってダイヤが混乱した。最大で1時間以上列車が遅延し、一時的に池袋~渋谷駅間の折り返し運転も行われた。
17日(火)は、朝のラッシュ時間帯に副都心線内で停電が発生。20分程度の遅れが出ている。