南海電気鉄道は2日、南海本線と空港線のダイヤ変更を2014年10月18日(土)に実施すると発表した。
今回のダイヤ変更は、和歌山方面や関西国際空港方面のアクセス改善がねらい。南海本線では、特急「サザン」の全列車を和歌山大学前駅に停車させる。難波~関西空港間を走る特急「ラピート」は、停車駅の多い「ラピートβ」のうち、早朝の下り1本、夜間の上り6本を速達タイプの「ラピートα」に変更。所要時間を最大4分短縮する。空港急行は、10時~15時台の列車を上り下りとも1時間あたり2本から4本に増発。所要時間も現行の48分から最速44分に縮める。関西空港駅発の上りでは、23時40分発の普通列車を設定し、最終列車を11分繰り下げる。南海本線では、10時~15時台に和歌山市駅を発着する普通列車を1時間あたり2本から4本に増やす。
ダイヤ変更日は、10月18日。高師浜線、多奈川線、加太線、和歌山港線のダイヤも一部で変更する。