京王電鉄は19日、京王線東府中駅に「駅舎補助電源装置」を導入すると発表した。運用開始は2015年3月を予定している。
駅舎補助電源装置は、 回生ブレーキを装備した車両がブレーキをかけた際に発生する回生電力を、 駅の照明や空調、エスカレーターなどに供給するもの。同社は装置の導入により、年間約24万キロワット時(一般家庭の65~70軒分)の省エネ効果を見込んでいる。
同社は、京王線、井の頭線の全車両に回生ブレーキを装備していることから、今後、高い省エネ効果が期待できる駅への導入を進めていくとしている。