三菱重工業は2日、ゴムタイヤで走る新交通システムで、最高時速120キロで走行可能な「高速新交通システム」を開発したと発表した。
高速新交通システムは、従来の新交通システムの約2倍にあたる最高時速120キロで走行できるのが特徴。同社が新たに開発した高速台車が高速化を実現するとともに、高速走行時でも振動や騒音を低減させた。車両外観は、スピード感を表すデザインとし、内装は、都会的センスを表現。同社では、今回の高速新交通システムをもとに、東南アジア各国など新興国の都市交通システムのマーケット拡大につなげるとしている。