JR東日本は7日、2017年春に導入予定のクルーズトレインについて、列車名とシンボルマークを発表した。列車名は、「TRAIN SUITE 四季島」(トランスイート しきしま)。
列車名に使用する「四季島」は、日本の古い国名「しきしま」をもとにした造語。四季と伝統を感じながら、時間と空間の移り変わりを楽しむというクルーズトレインのコンセプトを反映させた。「TRAIN SUITE」はサブタイトルで、TRAINはフランス語で「トラン」、SUITEは英語で「スイート」の読み方をあてた。同社のフラッグシップとなる列車であることと、全室スイートルームであることを示す名称として設定した。
シンボルマークは、列車の外観や内装との一体感を持たせるため、車両デザイン同様に、KEN OKUYAMA DESIGNの奥山清行氏が担当。「ひと」「もの」「こと」を象徴する3つの線形が、四季を意味する「4つの節目」を巡るデザインにした。