鉄道コム

東豊線に新型9000形を投入、札幌市交通局

2014年11月4日(火)12時46分

9000形
9000形

札幌市交通局は10月31日、東豊線向け9000形車両の概要を発表した。

9000形は、東豊線の可動式ホーム柵の設置にあわせて導入する新型車両。外観は、白を基調色とし、東豊線のラインカラーであるスカイブルーを側面扉部や先頭の一部に配色。「爽やかでシンプルなデザインとし、親しみがもてる外観」をコンセプトに、札幌市立大学デザイン学部の学生と同局の若手職員とで意見交換会を行い、デザインを決めた。車両は、ATO(自動列車運転装置)を搭載。運転士1人でのワンマン運転に対応させ、同線で2016年度から設置を進める可動式ホーム柵導入に備える。バリアフリー対応としては、車椅子スペースの設置、省エネルギー対策としては、車内照明のLED化などを実施。また、コスト削減策として、従来車両の台車や連結器の一部を再利用する。

9000形は、2014年12月中旬ごろに同局東車両基地に搬入。整備や試験走行を経て、2015年4月下旬ごろに営業運転を開始し、現行の7000形車両を順次置き換える。

2014年11月4日(火)12時46分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 札幌市営地下鉄タッチ決済乗車実証実験開始[2025年春]
  • 蒲須坂駅・郵便局窓口業務一体化[2025年春頃]
  • 山陽電気鉄道カードタッチ決済乗車サービス提供開始[2025年春]
  • 京王井の頭線自動運転実証実験開始[2025年春]

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。