南海電気鉄道と泉北高速鉄道は6日、両社区間をまたいで乗車する際に適用される連絡運賃を2015年3月中に値下げすると発表した。
両社の連絡運賃の値下げは、ICカードを含む普通乗車券が対象。南海各線と泉北高速鉄道線をまたいで乗車する場合、各社区間の運賃から大人運賃は50円ずつ、小児運賃は25円ずつ下げる。値下げ額合計は、大人100円、小児50円とし、現行の値下げ額からそれぞれ80円、40円安くする。南海難波駅から泉北高速の泉ヶ丘駅までの片道運賃は、現行の540円から460円に。各社線内のみの利用では値下げは行わない。
また、泉北高速鉄道線全区間では、通学定期運賃の値下げも実施。現行の割引率を約60%から約70%に変更し、約25%安くする。値下げの実施時期は、2015年3月中。10枚分の運賃で11枚分を発券する両社の「南海・泉北連絡回数乗車券」も同時期に廃止する。