静岡鉄道は11月28日、静岡清水線に新型車両を導入すると発表した。2016年春から順次導入し、現行の1000形車両を置き換える。
導入する新型車両は、2両編成12本。車体はステンレス製とし、外観は、新静岡駅の複合商業ビル「新静岡セノバ」との調和を考慮した都会的なデザインにする。車内設備では、ベビーカー・車いすスペース、座席端の仕切り板、案内表示用の液晶ディスプレイを設置。主な機器の二重化、車輪の滑走防止装置の装備などにより、安全性を高めるほか、照明のLED化、回生ブレーキの採用などで省エネルギー化も進める。
新型車両は、2016年春から8年かけて導入。1973年に営業運転を始めた現行の1000形車両を順次置き換える。同社の新型車両導入は約40年ぶりとなる。