JR東日本長野支社は4日、飯山線で運行する新しいコンセプト列車の車両名を「おいこっと」に決定したと発表した。
新コンセプト列車は、ふるさとをコンセプトに、キハ110系車両2両を改造。飯山線沿線の情景が、東京と対極にあるとの着想から、「TOKYO」の英語表記を「OYKOT」と逆にし、ひらがな表記で「おいこっと」という車両名にした。車両に掲出するアイコンには、「おいこっと」の表記とともに、「雪ん子」をイメージしたキャラクターをデザインする。
同社では、「おいこっと」の車両展示会を、2014年12月23日(火・祝)に実施。飯山駅で1両を展示する。同12月下旬以降は、定期列車として「おいこっと」を順次導入。2015年春からは、観光列車としても運転し、しなの鉄道長野駅と飯山線十日町駅との間を直通で走らせる。観光列車は2両編成とし、土休日を中心に1日1往復する予定。