新京成電鉄は8日、新型ATS「C-ATS」を一部区間で使用開始したと発表した。
ATSは、列車が停止信号や制限速度を越えて進行しようとした場合に警報を与え、列車のブレーキを自動的に動作させて、事故を未然に防ぐ装置。
現在使用しているATS(1号型ATS)は、列車に「進行」「注意」「停止」の3種類の情報を伝え、自動的にブレーキ制御を行っている。新型のC-ATSには、信号の現示や各種条件に従ったブレーキ制御を行うほか、停止目標に向けてパターン信号を発生させるなどの機能が追加されている。
使用開始日は12月6日(土)で、開始区間は前原~京成津田沼間。以後順次導入され、2018年度をめどに新京成線の全区間に導入される予定。