JR西日本は9日、北陸新幹線の金沢開業にあわせて、金沢駅から糸魚川駅までの5駅で導入する発車メロディーの使用楽曲を決定したと発表した。
発車メロディーは、北陸新幹線の金沢、新高岡、富山、黒部宇奈月温泉、糸魚川の各駅ホームで導入。各駅とも、沿線出身の音楽家らが手がけた楽曲をもとにしたメロディーを発車予告音として使う。
金沢駅は、金沢市出身の音楽家が作曲したオリジナル曲で、金沢の伝統や北陸新幹線のスピード感などを表現したメロディーを使用する。富山駅は、富山県出身の音楽プロデューサーによるオリジナル曲で、富山の水の流れやガラスの街のイメージを重ねたメロディーとする。このほか、新高岡駅では高岡市の伝統工芸品である銅器「おりん」を使ったオリジナル曲、黒部宇奈月温泉駅では富山市出身の作曲家による「煌~水の都から~」、糸魚川駅では新潟県糸魚川市出身の文人である相馬御風の作詞による童謡「春よ来い」を使う。
発車メロディーは、2015年3月14日の各駅の新幹線開業日より使用する。