富士急行は15日、JR東海の特急型車両371系を、2015年3月下旬に購入すると発表した。
371系は、JR東海の特急型車両として、1編成7両が製造された。富士急行は、「フジサン特急」用の後継車両として、7両編成から3両編成に改造し、導入する。JR東海から2015年3月下旬に購入し、2015年度中に大月~河口湖間の特急列車として、運転開始をめざす。
371系は、小田急線と御殿場線を直通する特急「あさぎり」用として1991年にデビュー。小田急線への乗り入れを終了した2012年3月以降は、JR東海の各線でイベント列車などで運用されていたが、2014年11月末に営業運転を終了した。