鉄道コム

東急、降雪時の運転規制などの安全対策を発表

2014年12月17日(水)13時11分

東京急行電鉄は16日、2014年2月15日深夜に元住吉駅構内で発生した列車衝突事故の調査結果を踏まえて、降雪期の安全輸送確保の取り組みについて発表した。

主な取り組みとして、降雪・積雪時の運転規制の明確化を行う。運転規制の条件は以下の通り。

1時間に2センチ以上の降雪、または積雪の深さが8センチ以上で降雪が継続することが見込まれるとき、または早めのブレーキ操作により運転士がブレーキ力不足を認めたときは、時速60キロ以下(世田谷線を除く)で運転する。

1時間に3センチ以上の降雪、または積雪の深さが11センチ以上で降雪が継続することが見込まれるとき、または時速60キロの速度規制中においても運転士等がブレーキ力不足を認めたときは、時速40キロ以下(世田谷線は時速25キロ以下)で運転する。

降雪時において、前方の視認距離が200メートル以下となったとき、または運転の継続が困難であると思われるときは、運転を中止する。

その他の取り組みとしては、東急線沿線8か所に新設する積雪計による積雪状況の把握、融雪器(電気ヒーター)による分岐器の不転換対策などを行うとしている。

2014年12月17日(水)13時11分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 神戸市西神車庫廃止[2025年度初頭]
  • リニア・鉄道館ドクターイエローT4編成展示開始[2025年6月頃]
  • 超電導リニアL0系 改良型試験車「M10」投入[2025年夏]
  • 舞浜リゾートライン二次元コード乗車券導入[2025年夏以降]
  • 東急大井町線各駅停車用6020系導入[2025年夏以降]
  • 伊予鉄道ICい~カードサービス終了[2025年9月]
  • 京阪電気鉄道運賃改定[2025年10月1日(水)]

鉄道コムおすすめ情報

画像

東上線に新型「90000系」

「今までにない印象に残る大胆な先頭形状」を採用。9000系置き換え用に2026年デビュー。

画像

京王本線ではない理由とは?

京王の本線格となる路線は、「京王本線」ではなく「京王線」。この路線名となっている理由を探ります。

画像

違う車両のエキスポライナー

323系による特別使用車が使われれると発表されていた「エキスポライナー」。しかし平日朝には別の形式が使用されています。

画像

実は特殊仕様の中央グリーン車

中央線快速に導入されたグリーン車は、実は他路線の車両とは異なる特殊仕様。その中身とは?

画像

「元新京成車」扱いどうなる?

4月1日の京成電鉄と新京成電鉄の合併後、元新京成車はどうなる? 京成に取材しました。その将来の分析も。

画像

3月の鉄道イベント一覧

ダイヤ改正の3月到来。鉄道旅行や撮影の計画は、鉄道コムのイベント情報で。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。