JR西日本は18日、50歳以上を対象にした会員サービス「おとなび」を開始した。
「おとなび」は、50歳以上の利用者を対象にした会員サービス。登録は無料で、会員限定のきっぷや旅行商品などを提供する。主なサービスは、インターネットで購入可能な会員向け割引きっぷ「おとなびWEB早特」やフリーきっぷ「おとなびパス」などの発売、特別公開ツアーなどの会員限定旅行商品の販売のほか、JR西日本ジパング倶楽部の入会とセットで「おとなび割引」を提供する。
おとなびWEB早特は、山陽新幹線や在来線特急の主要区間で設定。普通車指定席を対象に、「のぞみ」や「サンダーバード」は4割引、「こだま」は6割引などとする。2015年2月14日(土)に発売し、翌月のダイヤ改正にあわせ、3月14日(土)から利用できるようにする。
おとなび会員向けのフリーきっぷは、同社管内全線と智頭急行線などを対象にした「おとなびパス」を、サービス開始記念として設定。利用期間は1月19日(月)から3月13日(金)まで、利用開始日の7日前まで発売する。連続する3日間利用でき、普通車用は1人1万6000円。「北陸乗り放題きっぷ」と「山陰めぐりパス」は会員限定価格で発売する。
おとなびの利用には、インターネットでの会員登録が必要。同サービスの専用ホームページで、2014年12月18日(金)から登録を受け付けている。