山陽電気鉄道は18日、台湾鉄路管理局と姉妹鉄道協定を締結すると発表した。鉄道事業者との姉妹協定締結は同社初。
山陽電鉄と台湾鉄路管理局は、ともに海沿いの路線があり、山陽電鉄本線と台湾の宜蘭線に同じ「亀山」駅がある。協定における同名駅は亀山(台湾は龜山)駅で、路線は山陽電鉄が全線、台湾鉄路管理局が東部幹線宜蘭線。山陽電鉄が他の鉄道事業者と姉妹協定を締結するのは、国内外を問わず初めてで、協定締結を機に、日本と台湾間での観光面の交流活性化を図るとしている。姉妹協定締結の式典は、2014年12月22日(月)に、台湾の台北駅構内で開催される。
山陽電鉄では、協定締結後の取り組みとして、記念入場券の発売のほか、台湾からの旅行者を対象にしたオリジナル絵葉書セットの配布などを22日から行う。