JR九州は22日、香椎線西戸崎~宇美間の14駅で、インターホンなどで遠隔対応する「ANSWERシステム」を導入すると発表した。導入日は、2015年3月14日(土)。
ANSWERシステムは、各駅に設置したインターホン等を通じ、オペレーターが遠隔で対応するもの。「ANSWER」は「ANytime Support With Expert Response」の頭文字部分をとって名付けた。
香椎線16駅のうち、他の路線と接続する香椎駅、長者原駅を除く14駅に同システムを導入し、駅の無人化を進める。利用者の問い合わせなどには、始発から最終列車まで、オペレーターが対応。サポートセンターで待機する専属のオペレーターのほか、必要に応じて、サポートスタッフが現地で対応する。なお、14駅で列車の乗降に補助が必要な場合は、乗車前日の20時までに電話で予約する。
同システムは、2015年1月に工事を始め、同3月14日のダイヤ改正日に導入。JR九州では、今回のシステム導入駅について、「Smart Support Station」と表現している。