JR九州は22日、特急「ゆふいんの森」の車両を1両増備し、2015年夏に5両編成での運転を始めると発表した。あわせて同列車内でのWi-Fiサービスを2014年12月27日に開始することを明らかにした。
「ゆふいんの森」で増備する車両は、フリースペースのほか、展望スペース、化粧スペースを設置。手荷物置場として、ラゲージラックも設け、サービス向上を図る。トイレは2カ所に設け、車いす用の昇降装置も取り付ける。同特急列車1編成について、1両増やし、5両編成に。博多~由布院間の「ゆふいんの森」1・2・5・6号を対象に運転する。運転開始時期は、2015年夏を予定。博多~別府間の同3・4号は、現行通り4両編成で運転する。
同社では、同特急列車内で、公衆無線LANサービスWi-Fiの提供を12月27日(土)に始めることも発表した。「ゆふいんの森」全列車を対象とし、車両ごとにネットワーク機器を設置。SSIDは、1号車から順に「YUFUMORI-1」「YUFUMORI-2」「YUFUMORI-3」「YUFUMORI-4」などとする。フリーアクセス方式でパスワードの入力は不要。