JR西日本は24日、ホームの安全性向上にむけて、カメラの画像解析技術を使った異常検知システムを導入すると発表した。
導入するシステムは、ホームにおける列車との接触や転落を未然に防止する「遠隔セキュリティカメラ」と、ホームからの転落を自動検知し列車との接触を防ぐ「転落検知カメラ」の2システム。カメラの画像解析技術を用い、ホームにおける利用者の歩行の乱れや長時間の座り込み、線路内への立ち入りなど、通常と異なる動きを自動的に検知する仕組み。
遠隔セキュリティカメラは京橋駅環状線ホーム、転落検知カメラは西九条駅で運用する。運用開始時期は2015年度を予定。カメラ本体は2014年度中に設置する。
同社は、いずれのシステムも通常と異なる人の動きを検知するものであり、個人の特定を行うものではないとしている。
