沖縄都市モノレールは2014年12月26日、「ゆいレール」の延伸区間に設ける4つの新駅の駅名を正式決定したと発表した。
決定した駅名は、首里駅から北に向け、「石嶺」(いしみね)、「経塚」(きょうづか)、「浦添前田」(うらそえまえだ)、「てだこ浦西」(てだこうらにし)。同社では、2014年8月に駅名の一般募集を実施。今回の駅名は「沖縄都市モノレールビジュアルデザイン・駅名等検討委員会」での会合で最終決定した。仮称駅名と異なる駅名になったのは、「浦添前田」と「てだこ浦西」。「てだこ浦西」は、仮称では「浦西」だったが、沖縄の方言で「太陽の子」を意味する「てだこ」が付け加えられた。
同社が運営する沖縄都市モノレール線「ゆいレール」の延伸工事は、首里駅から浦添市内に入る区間約4.1キロで行われている。同区間の開業予定時期は、2019年3月。
【2019年2月15日追記】
沖縄都市モノレールは1月29日、延長工事の進捗状況などを発表した。延伸開業は、早くとも2019年の夏ごろになる見通し。土地取得の難航や工事進行の遅れが原因とする。8月ごろまでに軌道桁の敷設を終了した後、送電や試運転、国や沖縄県による承認検査を経て、延伸区間を開業する。