国土交通省は14日、政府・与党の申し合わせとして、今後の整備新幹線の取扱いについて発表した。
同申し合わせによれば、政府は、北海道新幹線の新函館北斗~札幌間について、2035年から5年前倒しし、2030年度末の開業を目指す。また、北陸新幹線の金沢~敦賀間については、2025年から3年前倒しし、2022年度末の開業を目指す。九州新幹線の武雄温泉~長崎間に関しては、フリーゲージトレインの技術開発を推進し、開業時期を2022年度から可能な限り前倒しするとしている。
2015年度の整備新幹線関係予算については、整備新幹線建設事業費として、あわせて1600億円を計上する。内訳は、北海道新幹線の新青森~新函館北斗間が500億円、北海道新幹線の新函館北斗~札幌間が200億円、北陸新幹線の長野~金沢間が290億円、北陸新幹線の金沢~敦賀間が220億円、九州新幹線の武雄温泉~長崎間が390億円。