由利高原鉄道は15日、2014年12月に営業運転を終えた同社の気動車「YR1501形」の無償譲渡先を、2015年2月から受け付けると発表した。
YR1501形は、1985年の開業時からの車両で、2014年12月28日に営業運転を終了。引退した同車両1両について、同社では引き取り手を募り、無償で譲渡する。譲渡にあたっては、計画書が必要で、同計画書は2015年2月2日(月)から3月31日(火)まで受け付ける。計画書の項目としては、設置場所の構造、輸送ルート、保存計画などとしている。運搬時は台車と客車とを分ける必要があるほか、輸送費も譲渡先が負担。エンジンや両替機は取り外した状態で引き渡される。
譲渡先は、4月中旬に行われる審査会を経て決定する。YR1501形の引き取り手が決まらない場合は、解体処分する予定。