鉄道コム

中央快速線にグリーン車導入へ、JR東

2015年2月4日(水)16時41分

中央快速線グリーン車(イメージ)
中央快速線グリーン車(イメージ)

JR東日本は4日、中央快速線などにグリーン車サービスを導入すると発表した。E233系の編成に、2階建てグリーン車2両を連結して運用する。サービス開始時期は2020年度の予定。

グリーン車サービスの導入は、中央快速線の東京~大月間、青梅線の立川~青梅間が対象。東京~大月間では、オレンジの帯色のE233系車両で運行する全列車、立川~青梅間では、中央快速線と直通する全列車を対象に導入する。グリーン車の車両は2階建てで、E233系の編成にグリーン車2両を連結する形で導入。E233系10両の固定編成の東京駅寄りの4両目、5両目にグリーン車を充てる。また、同6両と4両からなる分割編成では、6両編成側の4両目、5両目をグリーン車にする。グリーン車導入区間では、12両編成で運転する。同区間にある全44駅と車両基地などでは、駅、線路、信号の改良工事等を行う。

同社では、今回のグリーン車サービスの基本設計を2014年度より着手。2020年度のサービス開始をめざす。首都圏在来線でのグリーン車導入は、2007年の常磐線中距離電車に次ぐもので、中央快速線・青梅線への導入により、首都圏の主な5つの方面でグリーン車が利用できるようになる。

グリーン車サービスは、東海道本線(東京~沼津間)、横須賀線(東京~久里浜間)のほか、総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、常磐線などで導入済み。2015年3月14日に開業する上野東京ラインにも導入される。

2015年2月4日(水)16時41分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。