JR北海道は12日、札幌駅を発着する特急列車のうち、「オホーツク」と「スーパー宗谷」の全列車で、客室乗務員による車内サービスを終了すると発表した。「北斗」、「スーパー北斗」、「スーパーおおぞら」についても一部列車で取りやめる。終了日は、2015年3月31日。
客室乗務員の車内サービスを新たに廃止するのは、札幌~網走間の特急「オホーツク」と、札幌~稚内間の特急「スーパー宗谷」。終了の理由について同社は、車内販売の利用が少ないためとしている。また、そのほかの特急列車も対象列車を縮小し、札幌~函館間の特急「北斗」のうち15・16・17号、同「スーパー北斗」のうち18号、札幌~釧路間の特急「スーパーおおぞら」のうち1・2・11・12号で同サービスを終了する。終了日は、各列車とも3月31日(火)。
終了するサービスは、車内販売、おしぼりやドリンクの提供などのグリーン車のサービス、「JR北海道トレインポイントサービス」のコーヒーサービス。
札幌~帯広間の「スーパーとかち」では、2014年12月31日をもって、同サービスを終了している。