JR西日本は6日、可部線の延伸区間に新設する2つの駅の駅舎デザインを発表した。今回のデザインに基づき設計を進め、2017年春の開業をめざす。
可部線の延伸区間の新駅は、新可部駅、新河戸駅(いずれも仮称)。両駅とも、自然光や風を取り込む設計とし、沿線地域を支える川をイメージした駅舎デザインにする。終点駅となる新河戸駅では屋根に曲線を持たせることで川を表現する。また、延伸区間共通のアイテムとして、沿線を流れる太田川と可部地区特産の鋳物をイメージした駅名板などを設置する。
同社は、現在の可部線終点駅の可部駅でも改良工事を実施。構内を横断する自由通路などを新設する。
可部線延伸区間は、可部駅から新河戸駅に至る約1.6キロ。同区間の開業は、2017年春を予定している。