JR西日本は23日、同社のICカード乗車券「ICOCA」の利用可能エリアを拡大すると発表した。追加線区は、紀勢本線、姫新線、播但線、加古川線の各一部区間。
ICOCAの利用可能エリアの拡大は、近畿圏が対象。紀勢本線の宮前~海南間、姫新線の播磨高岡~播磨新宮間、播但線の京口~寺前間、加古川線の日岡~西脇市間の各駅で新たにICOCAを利用できるようにする。サービス開始時期は、宮前~海南間が2015年8月、その他の線区が2016年3月の予定。
同社は今回、ICOCAの発売額の種類を増やすことも発表した。現行の発売額の2000円に加え、2015年4月以降、新たな発売額として、1000円、3000円、5000円、1万円を設定。ICOCAエリア内の新型券売機のみの発売とし、同機種への改修を完了次第、順次発売する。