京阪電鉄は6月30日(月)、新カラーに塗り替えた特急車両1編成(8000系)の運転を開始した。
特急車両の塗装変更は、1951年にカラーが定まって以来約半世紀ぶり。新たな特急色は上部を赤色、下部を黄色とし、その間に金色の帯を配したエレガントなイメージを連想させるカラーデザインとした。塗装変更にあわせて車内の座席もリニューアルして運転している。
同社では現在、京阪線(本線・中之島線・鴨東線・交野線・宇治線)の車両の塗装変更を進めており、3ドア・ロングシートの一般車両は5月23日より新塗装での運転を開始している。京阪線全車両の塗装変更は2012年に完了する予定。
6月27日には、10月の中之島線開業から使用される新3000系が寝屋川工場で報道関係者向けに公開された。3000系は今後、京阪本線での試運転が実施される予定。