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日立、Abellio社と近郊車両の納入・保守で契約締結

2015年3月12日(木)17時41分

AT-200(イメージ)
AT-200(イメージ)

日立製作所は12日、オランダの鉄道運行会社Abellio社と、標準型近郊車両「AT-200」の納入および保守に関する正式契約を締結したと発表した。AT-200の受注獲得は今回が初めて。

AT-200の最高速度は時速160キロで、車両長は23メートル、車両耐用年数は35年。車両後方部と連結部分に乗客が利用できる広いスペースを確保しているほか、全座席に電源コンセントとWi-Fiを装備しているのが特徴。Abellio社がフランチャイズ権を獲得したスコットランドのエディンバラ~グラスゴー路線、およびスターリング~アロア~ダンブレーン路線に投入される。両路線の営業運転は2017年に開始する。

今回日立が納入する車両は、3両編成電車46編成と4両編成電車24編成の計234両(70編成)。最初の7編成は山口県下松市の笠戸事業所で製造し、残りの63編成は、2015年中に操業開始予定の英国ダーラム州ニュートン・エイクリフの鉄道車両工場で製造する計画。

今回の契約では、車両の納入に加え、10年間の車両保守が含まれており、エディンバラ周辺にある車両基地を利用してサービスを提供する予定。

2015年3月12日(木)17時41分更新

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