JR東日本千葉支社は24日、京葉線の沿線価値を高める取り組みとして、「京葉ベイサイドラインプロジェクト」を開始すると発表した。同プロジェクトの一環として、舞浜駅と蘇我駅のリニューアル工事を行うことも明らかにした。
京葉ベイサイドラインプロジェクトは、京葉線の東京~蘇我間、市川塩浜~西船橋~南船橋間を対象に実施。同線が東京湾沿いの路線であることから、造語として「京葉ベイサイドライン」の呼称を設定し、同沿線の価値向上、魅力づくりを行うプロジェクトを進める。同プロジェクトの一環として、同社では舞浜駅と蘇我駅のリニューアル工事を実施。明るく使いやすい駅にするのがねらいで、駅コンコースの美化、トイレの拡充などを行う。舞浜駅では、レストスペースの整備、エレベーターの増設、蘇我駅では、みどりの窓口など駅施設の改良も行う。駅構内の店舗も両駅でリニューアルする。リニューアル工事は、2015年4月に蘇我駅、同5月に舞浜駅でそれぞれ開始。両駅とも、2016年春の工事完了をめざす。
同社では今回のプロジェクトにあわせ、コンセプトワードを設定。京葉線の持つポテンシャルや将来の期待を込め、「進化する毎日。京葉線」とした。また、京葉線の車両をイメージした枠に同ワードを表記したコンセプトロゴも設ける。