南海電気鉄道は18日、南海本線和歌山市駅の第1期工事を始めると発表した。
和歌山市駅の工事は、同社が策定した「和歌山市駅活性化計画」に基づくもの。工期を第1期、第2期に分け、第1期の工事を2015年5月に始める。同工事では、改札を2階から1階に移設し、バリアフリー化を図るなど駅施設を改良するほか、現在の駐車場に7階建てのオフィス棟を建設。業務機能を集積するとしている。
第1期工事は2017年春に竣工する予定。2017年度から2020年度にかけて行う第2期工事では、同駅の南海和歌山ビルを解体、撤去したうえで、市民図書館や商業施設などが入るビルを建てる。