三菱重工業は22日、同社が55.2パーセントを出資する湘南モノレールの全持株を、みちのりホールディングスに譲渡することで合意し、みちのりホールディングスの完全子会社である経営共創基盤を加えた3社で株式譲渡契約を締結したと発表した。
経営資源をコア事業に集中するためにグループ会社の再編などを進めている三菱重工側と、みちのりホールディングスの意向が一致したことで、同契約の締結に至った。
みちのりホールディングスは、福島交通グループ、岩手県北バスグループ、関東自動車グループ、茨城交通グループ、会津バスグループに100パーセント出資している交通事業支援会社。車両の供給や保守は、引き続き三菱重工業が行う。