鉄道コム

山陽電気鉄道、新型車両6000系を導入

2015年5月29日(金)19時10分

6000系(外観イメージ)
6000系(外観イメージ)

山陽電気鉄道は19日、新型車両6000系を導入すると発表した。

6000系は、2015年度に3両編成2本を製造。普通車運用をはじめ、2編成を連結した直通特急としても運用する。車体はアルミ合金製で、外観の塗色には同社コーポレートカラーの赤を基調とした「イノセントレッド」を採用。車体側面には、朝日をイメージしたオレンジのグラデーションをデザインする。車内は、ガラス仕切板などを採用し、開放感を持たせるとともに、座席シートはピッチを広めに設定。シートは赤色をベースに、兵庫県花の「のじぎく」の柄模様を入れる。バリアフリー対応としては、車いすとベビーカーのスペースを全車両に設けるほか、出入口には、誘導鈴とドア開閉予告灯をすべての箇所に設置。また、LCD式の車内案内表示器を1両につき3か所設ける。省エネルギー対策としては、回生ブレーキの使用範囲を広げたVVVFインバーター制御装置の採用や、すべての照明装置のLED化などを実施。既存の3000系車両と比べ、電力量を40パーセント削減する。座席と立席を合わせた定員は、先頭車122人、中間車135人。

6000系は、現行の3000系車両を置き換えるために導入。同社の新型車両は、5030系以来、19年ぶりの導入となる。

2015年5月29日(金)19時10分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

登場時デザイン撮影会で

京急600形30周年にあわせた撮影会が12月に開催。600形デビュー時デザインが撮影会限定で復活。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。