鉄道コム

JR東海、機器データを活用した新メンテ体制を確立

2015年6月3日(水)16時54分

JR東海は5月28日、東海道新幹線車両が走行中に記録するデータを用いたメンテナンス体制を新たに確立したと発表した。稼働開始時期は7月。

新たなメンテナンス体制は、「車両データ分析センター」の設置と、新幹線台車温度検知装置の導入からなる。「車両データ分析センター」は24時間体制で、取得したデータを分析する装置を用いて車両状態を継続的に監視する。新幹線台車温度検知装置は、地上線路に設置した赤外線放射温度計が列車の車輪や軸箱などの部品の表面温度を非接触で測定し、台車の健全性を確認する。同装置の新幹線での導入は初めて。

同社は、今回のメンテナンス体制の確立により、本線走行中のデータを継続的に監視し、車両機器の状態についての検査精度を向上させて車両品質の向上を図るほか、検査の一部を車両データの分析に置き換えることで省力化を図るとしている。

2015年6月3日(水)16時54分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

登場時デザイン撮影会で

京急600形30周年にあわせた撮影会が12月に開催。600形デビュー時デザインが撮影会限定で復活。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。