神戸電鉄は9日、新型車両6500系を2016年春に導入すると発表した。
新造する6500系は3両編成。外観やデザインは、2008年に導入した6000系を踏襲し、先頭部の基調色と側面の帯色は黒とし、赤色の線を加える。車内では、3段階の高さに吊り手を設けるほか、座席には縦の手すりと、大型の袖仕切りを設置。ドア上には大型の車内案内表示器を設け、4か国語で表示する。省エネルギー対策としては、最新の半導体素子を用いたVVVFインバーター制御装置の採用や、すべての照明設備のLED化などを実施。既存の1000系車両と比べ、電力量を約60パーセント削減する。座席と立席を合わせた定員は、1編成354人。
6500系は、現行の1000系車両を置き換えるために導入。2016年春に運転を開始する。