静岡鉄道は19日、2016年春に導入する新型車両の外観カラーリングなどを発表した。形式名をA3000形とすることも明らかにした。
新型車両A3000形は、2016年からの8年間で2両編成12本を導入。12本のうち7本は、「shizuoka rainbow trains」をコンセプトに、外観のカラーリングを異なるものとし、静岡が誇る名産品や名勝地をモチーフに配色する。同カラーリングは、「Passion Red」、「Pretty Pink」、「Brilliant Orange Yellow」、「Fresh Green」、「Natural Green」、「Clear Blue」、「Elegant Blue」の7色。他の5本の編成は、現行車両と同じ銀色を基調にする。形式名であるA3000形の記号にあたる「A」は、Activate(活性化する)、Amuse(楽しませる)、Axis(軸)の3つの単語の頭文字をとって設定。A3000形第1号の編成は、モーター付き車両「A3001」、モーターなし車両「A3501」の組み合わせにする。同第1号は、総合車両製作所(J-TREC)横浜工場で製造され、2016年春に運転を開始する。