JR東日本は14日、渋谷駅の改良工事について、2015年9月に本体工事を始めると発表した。
渋谷駅の改良工事は、同駅の機能を更新、再編し、駅ビルの再開発などとあわせ、都市基盤を整備するのがねらい。今回、工事計画がまとまり、関係者との調整が整ったことを受け、2015年9月に本体工事に着手する。
改良工事では、2020年春を目標に、埼京線ホームの移設を行うほか、2020年の整備目標として、改札内のバリアフリー設備の整備、他社線との乗り換えの動線改善などを実施。このほか、1階と3階のコンコースの拡充、同コンコースと山手線・埼京線各ホームとを結ぶエレベーターの設置、山手線ホームの1面2線化、国道246号線の拡幅にあわせた橋りょうの架け替え、東西自由通路の整備も行う。
渋谷駅改良工事の完成予定は、2027年度。工事期間中、駅施設は段階的に整備し、供用するとしている。