JR東日本は22日、英国の高速鉄道新線計画「High Speed Two(HS2)」の推進主体であるHS2社(High Speed Two Ltd.)と、ロンドン事務所を窓口として、運行計画に関するコンサルティング契約を締結したと発表した。
High Speed Two(HS2)プロジェクトは、2009年1月、英国運輸省が発表した高速鉄道新線計画。計画は2期に分かれ、第1期ではロンドンとバーミンガムを結ぶ区間(約220キロ)、第2期ではバーミンガムからマンチェスターとリーズの2方面にY字に分かれる区間(第2期開業後の総延長は約530キロ)の建設を計画。第1期は2017年に建設を開始し、2026年開業予定。第2期は2030年頃開業予定となっている。
コンサルティングの業務内容は、HS2の第1期区間において、運行計画の策定に際し実施する運転曲線(ランカーブ)の作成を行い、HS2社より提示される既実施の運転曲線と比較すること。契約期間は2015年6月10日(水)~11月7日(土)。