横浜市交通局は14日、建設から40年が経過したブルーラインのリニューアル工事について発表した。
塩害区間(三ツ沢下町~吉野町間)のうち、横浜~関内間において、今後8年で約120億円を投入し、シールドトンネルの補修工事や枕木改良を行う。強化塗装、鋼材補強などによってトンネルを補修するほか、炭素繊維製の枕木に交換する。
シールドトンネルの補修工事は現在、横浜~高島町間の平沼町シールドトンネルの下り線にて行っており、桜木町~関内間の大江橋シールドトンネルの上下線は2015年度末に、横浜~高島町間の平沼町シールドトンネルの上り線は2019年度に着手する。
枕木交換は現在、桜木町~関内間の上り線で行っており、2017年度に桜木町~関内間の下り線で、2018年度に高島町~桜木町間の上り線で着手する。工事に伴うダイヤ変更、運休等は予定していない。