小田急電鉄は8月28日、小田原線の海老名駅と伊勢原駅を特急ロマンスカーの停車駅にすると発表した。
海老名駅と伊勢原駅の特急停車駅化は、2016年3月に実施予定のダイヤ改正で行う。停車する本数は、海老名駅が日中時間帯を中心に、1時間に上下各1本程度、伊勢原駅が朝時間帯の下り、午後の上りに数本を予定。海老名駅の特急停車は、同駅が沿線の中核駅であることに加え、小田急線とJR相模線それぞれの海老名駅の間に広がる地区を開発することを見据えたもの。同社では、特急停車により、交通利便性をさらに高め、地域の発展に寄与するとしている。
伊勢原駅は、神奈川県による「新たな観光の核づくり構想」地域に認定されたエリア「国際観光地・大山地域」の最寄り駅。特急停車により、国内外からの観光利用客の獲得を進めるとしている。