JR東日本は2日、新宿駅南側で建設中の駅舎と駅ビルの概要を発表した。開業予定時期は、ともに2016年春。
建設中の駅舎は、新宿駅南側のJRの線路上空部分に設けた人工地盤上につくるもので、地盤の地平部にあたる2階部分に設置。改札口は東側に1か所新設し、既設の2か所とあわせ、3か所にする。また、駅舎の東西には通路を設け、同南側に整備する広場との回遊性を確保。広場では、階下を走る列車の眺望を楽しめるようにするほか、イベントを開催できるようにする。
駅ビルは、新宿駅旧新南口駅舎の跡地に建てるもので、新駅舎の東側に立地。高さは約170メートルで、オフィスフロアをメインに、商業施設なども設ける。多目的ホールなどを設ける。駅ビルの名称は「JR新宿ミライナタワー」。新駅舎ともに、2016年春の開業をめざす。