東京都交通局は8日、日暮里・舎人ライナーに新型車両330形を導入すると発表した。運転開始日は、2015年10月10日。
導入する330形は、5両編成1本。製造メーカーは三菱重工業で、アルミ構体の車体とした。外観は、シンボルカラーのグリーンとマゼンタを車両の各側面に大きく配し、側面中央や先頭部には両色のストライプをデザイン。「新世代車両の新しさ」を表現したという。ドアは乗り降りを円滑にするため、両開き式に。座席はロングシートとし、車内空間を広げた。車内設備では、荷棚の新設、吊り手の増設のほか、液晶画面モニターを2画面設置。LED照明は、車内照明、前照灯、尾灯で採用した。運転開始日は、2015年10月10日(土)。330形は、車両の増備用として導入する。
同局では、都電荒川線でも新型車両8900形を導入する。今回導入するのは、2両編成1本で、外観は白を基調色に、先頭部や側面の一部にオレンジ色を配したタイプ。今後、2016年度までに、ブルー、ローズレッド、イエローの各編成(計6両)を投入する。8900形では、車内出入口付近の通路幅の拡大、縦の手すりや液晶画面モニター2画面の設置、車内照明のLED化などを実施。オレンジ色の8900形は、2015年9月18日(金)に営業運転を開始する。