JR九州と肥薩おれんじ鉄道は10日、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の運転ルートの一部に、肥薩おれんじ鉄道の川内~八代間を組み入れることで合意したと発表した。
「ななつ星 in 九州」の肥薩おれんじ鉄道線での運転は、3泊4日コースの3日目で、肥薩線を経由して熊本方面に向かう現行のルートを、肥薩おれんじ鉄道の川内~八代間経由に変更するもの。新ルートでは、15時30分ごろ鹿児島中央駅を出発。16時30分ごろから22時15分ごろにかけ、川内~八代間を運行する。途中、薩摩高城(さつまたき)駅に約30分停車し、同駅付近の海岸で東シナ海を眺める散策を設定。水俣駅到着後には、車内で九州産の食材を使ったフランス料理を提供し、同駅発車後も車内でそのまま食事ができるようにする。新ルートでの運行開始時期は、2016年4月。